単純さこそが魅力の絵本
私の周りにもぽつりぽつりと自分で出産を経験した友人がでてきていますが、そんな新米ママたちがイチオシしている絵本が「いないいないばあ」です。
調べてみたところこの「いないいないばあ」は1967年発刊という非常に歴史が古いものでした。
私よりもさらに数十歳も年上の本ということになりますが、初版から50年が経過しようとしている今現在になってもベストセラーとして多くの子供に読まれているというのだからびっくりします。
一応絵本という分類になっていますが「いないいないばあ」では特に何か大きなストーリーがあるというわけではなく、単にページをめくっていくことで中の動物たちがいないいないばあをしていくという単純なしかけのものです。
しかしだからこそまだ言葉を理解できない子供にとっても直感的に理解しやすく、初めて読む絵本として十分すぎる役割を得られるものになります。
親子のコミュニケーションにも便利
「いないいないばあ」は子供に大人気の絵本ですが、保護者や保育関係者など大人にとってもとても支持されています。
というのもページをめくりながらいないいないばあをしていくという単純な作業ながら、それをしていくことで子供とコミュニケーションをとることができ、手軽に子供を楽しませることができる内容であるからです。
絵本の読み聞かせとなると朗読力や演技力といったスキルがまた必要になるところですが、この「いないいないばあ」ではそうしたこともほとんど求められず、子供の呼吸を見ながら読み進められるということも大きなメリットですね。