男性保育士を描いたストーリー
「よい子の味方 〜新米保育士物語〜」は、2003年に放映された当時まだ非常に珍しい存在だった男性保育士の活躍を描いたドラマです。
主役を演じたのは嵐の櫻井翔くんでしたが、ファンなら当然知っているようにのちに「チャイルマインダー」の資格を取得するほど育児に関して関わりのある人です。
お話は主人公である鈴木太陽こと櫻井翔くんが、幼いころに母親と死別したことをきっかけに保育士を目指し、新人として勤務をすることになってからの姿を追っています。
男性保育士ということで周囲のスタッフは当然女性ばかりで、特に上司にあたる主任保育士の三田静香(役:松下由樹)としばしばぶつかりながら仕事をしていきます。
他の保育士役の女性キャストも大変個性派揃いで、女性の中に男性一人で勤務するという大変さがよく表現されていたと思っています。
ドラマの見どころ
ドラマの見どころといえばやっぱり櫻井翔くんの頑張る男の子の姿に尽きますが、他にも何気に子供たちの役どころがかなり複雑な家庭事情を抱えていたりしているところも目立ちます。
シングルマザーの家庭であったり、なかなかみんなの輪に入っていけない子供がいたりとリアルな内容だったと思います。
その話ごとにゲストとして有名な俳優さんがその時限定で登場したりもしていましたが、それがまた非常にいい演技をしていて保育士としての大変さを男性女性にかぎらず出してくれていました。
主人公の男性保育士は母親を亡くしたこともそうですが、かつての恩師であった年配の男性を尊敬していて目指して仕事をするというひたむきなところもあって、好感度はかなり高かったです。